毎月 第2水曜日の「デイライトタッキー」内でお送りしている「聞かせて!ペット自慢」。
ワンちゃん、ネコちゃんなど、みなさんの家族の一員のお話を聞かせていただく時間です。
2025年 10月は、箕面市にお住まいの原田弘子さんとジュノくんがスタジオに遊びに来てくれました。

ジュノくんはゴールデンレトリバーとラブラドールレトリバーのMIXでブラック、3歳の男の子です。

ジュノくんが原田さんの家族になったのは、コロナ禍の頃。仕事も学校もリモートになり、ご家族全員のおうち時間が激増しました。「ここにわんこが居てくれたらな」と意見が一致し、迎えたのがジュノくんでした。
ジュノくんはご家族と遊ぶのが大好き。特に好きなのはボール遊びと水遊びです。

ジュノくんが1歳を過ぎた頃、息子さんとイーッと歯を剥き出す遊びをしているときに、息子さんがジュノくんの口にできものを発見。弘子さんが確認すると、小豆粒大のつぶつぶが3つほどあることがわかりました。
そのできものは、見た目はプツプツと可愛い感じでしたが、ネット検索してみると「犬の口の中の異変は大事に至ることが多い」という書き込みが多数あり、すぐに獣医さんに連れて行ったのでした。
検査の結果、ジュノくんの口にできていたのは扁平上皮癌で、下顎の半分を切除することに。
下顎の半分を切除したら、大好きなボール遊びはもうできなくなるだろうと、弘子さんは寂しい気持ちになっていました。
それでも、顎がなくてもボールをくわえられるように靴下にボールを入れるなどの工夫をして遊ぶようにしたら、いつの間にか、今まで通りに靴下無しでもボールをくわえて持ってくることができるようになりました。

困るのはご飯。今までのようなフードではポロポロとこぼれ落ちてしまいます。そこで弘子さんは野菜やお肉を丸めて肉団子を作って見たところ、ジュノくんはこぼさず上手に食べられるようになりました。
扁平上皮癌はマズル(鼻口)の長い犬種には珍しくない病気だそうです。ジュノくんは幸い、早期発見で迅速に手術ができたため、転移もなく今はすっかり元気です。
スタジオでは弘子さんの話をじっと聞いていたジュノくん、とってもいい子でした。
そんなジュノくんに「長生きしてくださいね」と語りかける弘子さんでした。

余談ですが、ジュノくんはおそらく他のお家の子より散歩の時間が長く、家の中でもボール遊びなどでしっかり運動をしているそうです。
そのおかげか、家具を噛むなどのヤンチャをしません。
運動量が少ないと、物を噛んだり吠えたりすることでストレスを発散することになるのかも。
「犬種によってそれぞれ必要な運動量があります。犬を飼うときに、どれくらいの運動なら付き合えるのか、あまり運動をさせてあげられないお家の場合は、小型犬にするなど、飼う前によく考えていただければ、途中で飼えなくなることが減るのではないかと思います」と、弘子さんは保護犬が少しでも減ることを願っていらっしゃいました。
新たに犬を飼う方はどうぞご一考いただければ。千波留からもお願いいたします。
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「聞かせて!ペット自慢」
毎月第2水曜日 午前11時~
再放送 当日午後8時10分~
(文責:千波留)
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