
クラフトビールってどんなん?という飲んだことのないかたから、クラフトビールにめちゃめちゃ詳しいコアなファンまでが楽しめるトーク番組(第1日曜15時初回放送)。
クラフトビールの醸造から販売までを手がけ、ビアジャッジの資格を持つ谷和(たに・あい)と、旅のプロ・風間佳成(かざま・よしなり)がクラフトビールの魅力や最新の話題などを語ります。
海水浴が減った日本の夏
暑さの厳しい夏がようやく終わりを迎えました。
今年は酷暑に加え、地震や大雨が続き、日本列島がまるで亜熱帯の国のように感じられる季節でした。
こうした気候の変化は、私たちの夏の過ごし方にも大きな影響を与えています。
かつて夏の風物詩だった海水浴は年々人気が落ち、海水浴場の数も減少の一途をたどっています。
日本観光振興協会のデータなどによると、2004年には全国に1,332カ所の海水浴場があり、約2,010万人が海水浴を楽しんでいました。
しかし2024年には海水浴場は969カ所、海水浴人口は約440万人へと大きく減少しています。
20年で海水浴は大きく姿を変えました。
関西でも、大阪府岬町にある淡輪海水浴場や阪南市にある箱作海水浴場が今年は開設されませんでした。
極端な暑さに加え、海水浴場を管理するスタッフ、ライフセーバーなどの人出不足、物価高、海水浴用の脱衣施設の管理・撤去費用などがかさんだことが要因のようです。

1960年代に「太陽に愛されよう」をキャッチコピーに、それまで「色白が美人の条件」の社会通念を覆し、健康的な小麦色の肌を強調した資生堂のポスターが話題を呼びました。
しかし今のテレビCMは日焼け止めの宣伝が中心。
夏の価値観は大きく変わり、屋外よりも屋内で快適に過ごすスタイルが主流になりつつあるようです。
異常気象がもたらすクラフトビールへの影響
今年のクラフトビール業界は意外にも好調でした。
飲食店は「二・八の売り上げはよくない」というのが通例ですが、今年は例外。
外があまりにも暑く、冷房の効いたビアパブでゆっくり涼みながらビールを楽しむ人が増えたようです。
クラフトビールにとっては、暑さが追い風になった夏でした。
一方で、異常気象はビールの原料にも影響を及ぼしています。
小麦やホップの生育環境が変わり、暑さに強い品種改良の研究が進んでいるとのこと。
地球温暖化がさまざまなところに影響を及ぼしているのが分かります。
体験価値で旅のコンテンツをアップデート
観光業界では「日本の旅、ゼロひとつ増やせ!」という取り組みが広がり、体験価値を高める方向へ舵が切られています。
ある寺では座禅体験を1日6,000円、2日間で1万5,000円のところを、内容を見直し、付加価値を加えて5万円で販売しようと計画中です。
北海道の上川大雪酒造では、今まで日本酒のボトルを2,000円~3万円で販売していたのを、地元シェフの料理と日本酒とのペアリングディナーをアレンジして酒蔵見学や通訳も入れて、40万円にしました。
狙いは見事にヒットしたそうです。
クラフトビール業界でも、体験価値を高める工夫が求められる時代になりました。
観光庁も最近では、数を増やすより消費額を増やす計画に転換しています。
航空券代を除く旅行1回当たりの消費額が100万円以上の観光客を高付加価値旅行者と定義して積極的に誘致を進めています。
インバウンドといえば、ラーメンが大人気です。
都道府県庁所在地と政令指定都市などが対象の家計調査(総務省・2023~2025年平均、2人以上の所帯)によると、ラーメンを含む中華そばの外食費が最も高いのは山形市で年間支出額は2万1,695円でした。
2位は新潟市で1万6,863円。
山形市がトップは意外でしたが、古くから、家族や知り合いが集まると出前でラーメンをとる習慣があるそうです。
確かに山形はラーメン文化が多彩です。
夏場の冷やしラーメン、米沢ラーメン、酒田ラーメン、辛味噌ラーメンなど有名ですよね。
ちなみに日本そば・うどんの支出額トップは和ちゃんの予想通り高松市(2万8,647円)、2位は静岡市でした。
一方、日本人の海外旅行は低調で、夏前の予想では9%減。7月から10年有効のパスポート取得費用が1万6,300円から9,300円へと大幅に下がったにも関わらず、所持率は18.9%と2割を切っています。
アメリカや韓国は5割もあるのに。近場の韓国や台湾あたりにクラフトビールを飲みにどんどん出かけてほしいですね。
高級ビールが英国市場で競争激化
酒離れに悩む世界のビール大手が、エールの国・英国に活路を見出しています。
サッポロビールと提携しているカールスバーグは、サッポロ・プレミアムの製造・販売を始めました。
ハイネッケンは、約100億円を英国内に所有するパブ自体に投入、改修などを行っています。
オリオンビールもザ・ドラフトの現地生産を始めました。
高級ビールの一大消費地である英国市場で競争が激化しています。
水とビールを“同時に飲む”という発想
ユニークな商品として話題になっているのが、ヤッホーブルーイングのU字型グラス。
半分にビール、もう半分に水を入れて飲むという斬新な発想で「水と交互に楽しく、適正に飲むことが大切」というメッセージを形にしたアイテムです。
価格は1万3,750円と少し高めですが、クラフトビールの楽しみ方を広げる新しい提案として注目されています。
気候、観光、食文化、そしてクラフトビール。
夏の終わりにこうして振り返ると、日本の風景は確かに変わり続けています。
その変化の中で、クラフトビールがどんな未来を描くのか。
今年の夏は、そのヒントが随所に散りばめられた季節でした。
🍺2026.9月~関西のビールイベント情報🍺
🍺草津クラフトビアランド
⏱9月12日(土)~13日(日)・草津川跡地公園de愛ひろば
ビールだけでなく、おいしいスイーツや子どもも遊べる遊具などもあり家族連れで楽しめる。

🍺大津クラフトビアランド
⏱9月19日(土)~21日(祝)・浜大津お祭り広場
なぎさ青空まんぷくパークも同時開催。秋の心地いい風を感じながら乾杯しよう!

🍺箕面ビール感謝祭2026
⏱9月20日(日)~21日(祝)・万博記念公園 (吹田市) 上の広場
太陽の塔を見ながら、広々とした芝生の上で、最高のビールを片手に乾杯しよう!
チケットは「Live Pocket」のサイトでの販売のみ。

🍺茨木麦音フェスト
⏱10月3日(土)~4日(日)・茨木市中央公園グラウンド
全国から数多のビールファン、ロックファン、グルメファンを巻き込んでの豪華で楽しいBAKUON。
全国から約20社のブリュワリーが参加、150種類近い銘柄の樽生極上クラフトビールが参加者の喉を潤す!
地元茨木が誇る人気飲食店24店舗が腕を競い、ビールによく合う多彩なフードを提供。

🍺奈良クラフトビール祭り
⏱10月3日(土)~4日(日)・奈良公園浮雲園地
奈良県内に所在する全てのブルワリーと、奈良にゆかりのある県外のブルワリー、合わせて14社が一堂に会する。
まず始めに、醸造技術の繁栄を祈願し、氷室神社にビールが奉納される。
奉納神事の後に、ビールを来場者に提供する神賑(しんしん)行事として「奈良クラフトビール祭り」が行われる。

🍺クラフトビアベースが出店するイベント(カレンダー参照)

🍺酔いがたりBAR
⏱9月11日(金)~12日(土)・難波高島屋下2階のお酒売り場

🍺MUGI FES 2026
⏱9月22日(火・祝)~23日(水・祝)・弁天町 大阪ベイタワー・アトリウム広場
「未来に乾杯」をコンセプトに、クラフトビールをきっかけとして、人と人、人と地域、文化、そして環境をつなぐ新しいクラフトビールイベント。
ブルワリーが12社参加予定。

🍺大阪地ビールと美味いもんとJAZZの夕べ
⏱9月25日(金)~26日(土)・JR吹田駅前さんくす夢広場
おいしい地ビールとグルメ、そして極上のJAZZを楽しむ贅沢なイベント。

#ビールで明日を幸せに
次回の放送は10月4日です。
ただし、初回15時の放送は箕面まつりパレード中継のため、時間変更となります。
詳しくは決まり次第タッキー816のホームページに掲載します。
(文責:風間佳成)
■クラフトビールCLUB
毎月第1日曜日15時放送(当日22時、翌月曜日15時リピート放送)
谷和さんのクラフトビールのお店 CRAFT BEER BASE
【参考リンク】
草津クラフトビアランド
大津クラフトビアランド
箕面ビール感謝祭2026
茨木麦音フェスト
奈良クラフトビール祭り
MUGI FES 2026
大阪地ビールと美味いもんとJAZZの夕べ
#クラフトビールCLUB #クラフトビール


