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南アフリカで「なんちゃって禅マスター」に!?サカキマンゴーさん@植田洋子とTea For Two


ステキなゲストをお迎えして、楽しいトークと素敵な音楽をお届けします。
お茶でも飲みながらステキな午後をお楽しみください。
(聞き手:植田洋子) 

今回のゲストは、親指ピアノ(カリンバ)やゴッタンの奏者として国内外で活躍するサカキマンゴーさんにお越しいただきました。
パーソナリティの植田洋子を「大阪のお母さん」と呼ぶマンゴーさん。
大阪外国語大学に在学していた頃からの長きにわたる縁で、今回も「親子の再会」のような温かい雰囲気の中でトークが弾みました。

スワヒリ語や東アフリカの伝統音楽を学び、伝統楽器の電気化や鹿児島弁を乗せた独自の音楽スタイルを確立しているサカキマンゴーさん。その楽曲が持つ「揺らぎ」の心地よさは、フランスのAFPや英国BBCなど海外メディアでも高く評価されています。

◆ 楽屋で聞かれた「禅ってなに?」から生まれた名曲『チクワ』
1曲目に紹介されたのは、アルバム『ビンテクライベイベー』に収録されている『チクワ』。
この曲の誕生には、南アフリカ公演での印象的な出来事がありました。
終演後、楽屋にやってきた南アフリカ人の青年がこんな質問を。
「禅(ZEN)とは何ですか?」
とっさにマンゴーさんは
「その辺の店でドーナツを買い、その『穴』の味を考えなさい。穴の味が分かれば禅が分かる」
と適当なでたらめを言ったところ、青年は
「OH・・・YES!YES!ユーアー禅マスター!」と深く感動した面持ちで、ドーナツ屋に走って行ったそうです。

そこから「ドーナツの穴」や「ちくわの穴」という存在しないはずの味わい、そして宇宙の果てに思いをはせる中でこのユニークな楽曲が生まれました。

◆ 「初マンゴー」から「戻りマンゴー」へ!日本縦断ツアーの裏話
毎年、愛車で全国を巡るツアーを続けているサカキマンゴーさん。5月に熊本を出発し、日本海側を北上して北海道で折り返し、太平洋側を南下するスタイルです。ファンからは、北海道に行く前を「初マンゴー」、帰路を「戻りマンゴー」と呼ばれることもあるのだとか。
鰹かよ・・・。

移動距離が長いため車中泊もこなすマンゴーさんですが、道中ではハプニングも満載。
八戸の風光明媚な種差海岸でのキャンプは、背後が森、目の前が海という絶好のロケーションでしたが、北のスーパーにも南の市場にも熊が出没。キャンパーが自分一人だけになり、防災無線が鳴り響く中で「ツアーを終わらせるわけにはいかない」と冷静に車内に避難したエピソードを明かしてくれました。

◆昔の道具が楽器に化ける!?驚きのワークショップと演奏活動
ツアー先ではライブだけでなく、大学での講義や地域と連携したワークショップも精力的に行っているマンゴーさん。
山形県白鷹町の歴史民俗資料館「あゆみしる」では、「民具から出る音だけで曲を作ってほしい」という依頼を受け、千歯扱き(せんばこき)の針の音や織機の作業音をサンプリングした楽曲『夜のあゆみしる』を制作。
また、山形県鶴岡市では子どもたちを集め、周囲の音を絵にする「音の地図」を描いた後、身近な素材でその音を再現する楽器作りを行うなど、音を通じた表現の楽しさを伝えています。

10月には関西での公演も予定されています。みなさんもぜひ、サカキマンゴーさんが奏でる不思議で心地よい「揺らぎの世界」を体験してみてはいかがでしょうか。

サカキマンゴー公式ウェブサイト

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