リンク
番組(コーナー)名
2026年9月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930  
アーカイブ

発信!じゅーだいスクランブル・・・AIを考える


地域に暮らす若い人たちの声をラジオで届けたい。
そんな思いから、ラジオに出てみたい中・高・大学生たちが自由に集まって、語り合う番組を企画しました。
タイトルの「発信!じゅーだいスクランブル」は、
・戦闘機の緊急発進(重大スクランブル)
・中・高・大学生などが混ぜこぜ(十代スクランブル)
という二重の意味があります。
今を生きる十代の若者が、切実に思うこと、伝えたいことは何なのか。
番組づくりを通して、一緒に考えていければと思います。

第33回となる今回は、中・高・大・院まで、13人が集結。

・たけと(院2)
・しおん(大2)
・くれは(大2)
・れい(大1)
・鈴(大1)
・カノン(高2)
・充足(高2)
・あやね(高2)
・たいせい(高2)
・ちひろ(高1)
・そら(高1)
・たいし(中3)
・しんのすけ(中1)

今回のテーマは・・・

AI

特にここ数年、急速に進化・普及してきた「AI」。
これまで考えられなかったような分野、音楽や動画、小説まで、人間をしのぐクオリティの作品がAIによって生み出され、業務や悩み相談でも、AIが手放せなくなっている・・・今は人類史上、稀に見る大きな転換期なのかもしれません。
上手く使いこなせればいいのですが、AIの急激な台頭に不安を覚える人も多いでしょう。
今、私たちはどんな風にAIと付き合っていくべきなのでしょうか?

●AIの使用頻度
毎日・・・・・3人
週2、3回・・8人
月に数回・・・1人
生涯で1回・・1人

●使っているAIの種類
れい・・・・ChatGPT(ファクトチェック)、Gemini(英語を聴く)、Claude(調べもの)と使い分けている
あやね・・・Grok(Xと連携)をめっちゃ使っている
たけと・・・ChatGPTのみ使用
しんのすけ・ChatGPT(勉強でわからないところ)、Gemini(公園の野鳥を調べるなど)
カノン・・・主にChatGPT(数学の問題の過程など)とGrok(わからないこと、相談など)
鈴・・・・・ChatGPT(寄り添い)、Claude(辛口アドバイス)
充足・・・・ChatGPTとGemini(動画・画像生成して遊ぶ)
くれは・・・Gemini(料理や服装の相談)

しおん
「服屋でバイトしてて、商品の服を自分で着ないといけないので『一番着回ししやすい服は?』とAIに相談します」

みなさん、既にいろいろなAIを、用途に合わせて使いこなしているようです。
その一方で、こんな意見も。

たいし
「情報を知る過程をAIに丸投げしてしまうのは、どうなんでしょうか?」
ちゃんと自分で本を開いたり人に聞いて教わることで、学びになる。
簡単に情報が手に入りすぎると、情報の価値が下がってしまう気がして、僕はAIを使っていません。

確かに・・・何となく「こんなに手軽に情報が入って、いいのかな」という後ろめたさも、無いとは言えません。

・AIに聞いてそのまま鵜呑みにするのではなく、調べ物をする「きっかけ」にしている
・最初は自力で調べたり文章を書いたりして、慣れてきたら時間短縮の意味でAIを使う
・AIの回答が正しいか見抜くために、自分で調べるプロセスは大事
・なるべく自力でやって、行き詰まったり時間がないときにAIを使う

AIを使えば便利なことは間違いありませんが、ある意味「慎重さ」もあった方がいい。
そんな意見が出てきました。

●AIに悩み相談は、あり?なし?
昨今は、AIに悩みを相談することも普通になってきたようです。
人間より親身になって聞いてくれて、適切なアドバイスをもらえる・・・。
みなさんの意見は?

・恋愛や友人関係に悩んだとき、めっちゃ相談する(客観的に見てくれるので)
・恋愛相談で使ったことがある。嬉しいこと、悲しいことにも寄り添ってくれる
・人間同士がぶつかって相談するからこそ「良さ」がある。AI頼みでは人間として成長できない
・AIは公正、公平に判断できるが、人の関りは合理性だけではない
・喧嘩してると相手を悪く見てしまうので、落ち着かせる意味でAI
・AIなら誰にも知られず相談できて、漏えいされることもない
・AIに相談することで自分の考えを整理できる
・全ての人と深い関係を築く必要はない。割り切って上辺だけで済ませたいこともあるから、AIは「あり」

●学校の課題、レポート、作文、論文にAIを使うのは
AIの進化により、人間が書いたのと見分けがつかない、むしろ上回る文章が秒で生成できるように。
レポートや論文に苦しむ学生には夢のような話ですが、ズルしてるようで・・・。

たけと
「2年前、大学(学部)の卒論を書いたときは、AIの文章がまだ信頼できるレベルじゃなかったので、使いませんでした。でも今は使用に耐えるレベルなので、使ってもいいんじゃないかな。もちろん、その内容が正しいかチェックする能力は人間に求められます」

大学でも、先生によって「AIはダメ」という人もいれば、「AIオールオッケー」という人も。
今後、時代はどんどんAI容認の方向に進んでいく、その際に使い方がわからなければ、社会から取り残されかねません。
とはいえ、最初から最後までAIに丸投げしてたら、文章を書く力が身に付かなくなるのも心配です。
そこで、AIの支援は受けながらも(誤字・脱字チェックなど)、基本的には自分で書くという姿勢が必要、という共通理解にたどり着きました。

●AIに取って代わられる職業は?
AIがもたらす効率化により、これまで多くの人手と時間を要していた事務作業が一発で完了。
企業にとっては省力化で人件費が浮いて、ウハウハです。
その分、AIに仕事を取られる人が今後急増しそうで、この先どうなっちまうんでしょうか。

<代わられるもの>
・PCを使った単純作業は近いうちにAIに代わられる
・将来、AI×ロボットが普及すれば、肉体労働も取って代わられるだろう
・アプリやホームページの開発など、素人がAIで作れるからプロが不要になる
・ファストフードの配膳なども人が要らなくなる

<代わられないもの>
・高級レストランなどのサービス
・広告やデザイン(AIだとどれも似たような感じになる)
・裁判官や弁護士

たいし
「一旦AIに置き換わっても、人間の良さが見直されて、また仕事が戻ってくるのでは」

●子どもの名前をAIに考えてもらうのは

「ありだと思う人は、挙手を・・・」

挙手:ゼロ

ふーっ、良かった(?)。
将来、「AIで命名」される人も出てくるでしょうが、自分の名前がAIに決められたと知ったら嫌だなあ、というのが現段階の若者たちの意見でした。
それも、AIネイティブ世代が親になる頃には、価値観が変化しているかもしれませんね。

AIの進化速度は想像を絶するもので、もたらされる社会の変化は、正直付いていくのがやっと。
2年後、3年後のことすら、予測不能な世の中です。
そんな激流に翻弄されるかのような、今を生きる私たち。
割り切ってAIをどんどん使いながら便利さをひたすら享受するのか。
AIは使いながらも、芯のところでは人間の力を信じて、完全な依存は避けるのか。
ストイックに、AIとは距離を置き続けるのか。
人類の一人ひとりに、そのことが問いかけられているのかもしれません。

AI全盛の世の中になっても、こんな風に13人も若者がスタジオに集まって、人と人とのやり取りを楽しむ・・・こんなアナログな「良さ」も、ラジオならではじゃないでしょうか。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次