
多彩な音楽を、こだわりの選曲と解説で送る、DJカーニバル。
毎月第3週は、箕面市特命大使・左手のピアニストの智内威雄さんが、「サウンド・キュレーション」と題してお送りします。
7月は、音の伝承と文化をつなぐバトンをテーマにお届けしました。
長野の高原でのジョギング話から始まり、長崎の隠れキリシタンによる祈り、そしてホールに響くピアノの音色まで。人から人へ、時代から時代へと手渡されていく音楽の軌跡を振り返ります。
「ぐるりよざ」…6世紀のスペインで歌われていた賛美歌が、隠れキリシタンたちの苦難の時代を越え、人間の体を通した「口伝」によって長崎・生月島で400年もの間守り抜かれました。日常生活の中に祈りが溶け込んでいた歴史は、まさに音楽の奇跡です。
智内さんが大切にしているのは「楽器との出会い」。ドイツ・ハンブルクのスタンウェイ工場で出会った一台のピアノは、左手のピアニストになった後も、困難な時期を支え続けるかけがえのないパートナーとなりました。
また、箕面市立文化芸能劇場や、小学校5年生の時に伴奏を務めた埼玉県蕨市のホールに導入されるピアノ選定にも立ち会い、「楽器はホールに入ってからが歴史のスタートである」と話していました。
このほか番組では、瀧廉太郎「憾(うらみ)」、美輪明宏「ヨイトマケの唄」、坂本龍一「Aqua」などをご紹介。亡くなったかたがたの想いや音楽を、次の世代へとつないでいくこと。そして、クラシック音楽や生の舞台には、そのバトンを受け継ぐ素晴らしい力があることなどをお話しました。
■DJカーニバル第3週「サウンド・キュレーション」
初回放送:7月19日(日)11:00〜
再放送 :7月21日(火)15:00〜/21:00〜
☆インターネットで、リアルタイムでお聴きいただけます♪(リンクはコチラ)


