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「JAPAN BREWERS CUP2026」と但馬の酒と映画のロケ地めぐりの旅@クラフトビールCLUB


クラフトビールってどんなん?という飲んだことのないかたから、クラフトビールにめちゃめちゃ詳しいコアなファンまでが楽しめるトーク番組(第1日曜15時初回放送)。
クラフトビールの醸造から販売までを手がけ、ビアジャッジの資格を持つ谷和(たに・あい)と、旅のプロ・風間佳成(かざま・よしなり)がクラフトビールの魅力や最新の話題などを語ります。

JAPAN BREWERS CUPで広がるクラフトビールの現在地
2月の横浜を熱くする国内最大級のクラフトビールイベント「JAPAN BREWERS CUP(JBC)」。
今年も多くのブルワリーが集まり、ビール審査会とフェスティバルが一体となった独自のスタイルで開催されました。
まずはうれしいニュースから。
クラフトビアベースのサザン・ジャーマンスタイル・ピルスナーが淡色ラガー部門で3位入賞。
発表を聞いてすぐ、グラングリーン大阪北館のリーフに飲みに行ったのですが、軽やかでありながら芯のある味わいで、受賞も納得の一杯でした。

JBCの特徴は、審査員が全てブルワーであること。
チェコ最大のビール審査会「Gold Brewers Seal」と提携し、毎年本格的な審査が行われます。
ビアフェスには41社・約200種のビールが並び、音楽ライブやお笑いステージを楽しみながら飲める“フェスとしての楽しさ”も健在。
年々参加ブルワリーが増え、出店にも独特のルールがあり、ハードルが高く競争も激しくて、結果として質の高いブルワリーが集まる場になっています。
さらに近年は、ビール業界向け展示会&カンファレンス「Japan Brewers Expo」も併催され、ホップ会社や機器メーカーなどが出展。
原料・設備などの最新情報をその場で共有できるため、ブルワリー主体の好循環が生まれています。
日本のクラフトビール文化が“現場の知の集積”によって進化していることを実感するイベントでした。
今年のJBCで特に話題をさらったのが、アメリカの錚々たるトップブルワリーの出店。
Firestone Walker、Green Cheek、Highland Park、Ghost Townなど、今のアメリカのクラフトビール業界を牽引するブルワリーが多く参加し、IPA部門を総なめにしていきました。
「こんなメンツが日本に来るのか」と驚くほどの豪華さで、現場では濃密なビール談義が繰り広げられました。
審査員を務めた和ちゃんは、英語でのコミュニケーションができると、会話の深さが一気に変わると言い、国際審査会では英語が必須になるため、ブルワーにとって語学は武器になる時代なのだと実感したそうです。

Firestone Walker・マット・ブライニルドソン氏来店イベントの熱狂
先月、大阪駅前第1ビル(B2)のクラフトビアベース・バドで行われたFirestone Walkerのタップテイクオーバーは大盛況。
醸造責任者のマット氏が来店し、店内は入りきらないほどの人であふれました。

クラフトビール界の“ミッキーマウス級”の存在が来るとなれば、熱気もすごい!
Firestone Walkerのビールを飲む人はもちろん、写真を撮る人、サインを求める人、ただただ話を聞きたい人など。
ビールを軸にした“文化の熱量”がそのまま空間に凝縮されていました。

但馬・城崎〜出石へ、酒とビールをめぐる小さな旅
バドでのFirestone Walkerの熱狂のとき、僕は城崎へカニを食べに行っていました。
城崎の温泉街を歩き、出石の城下町を歩き、温泉に入り、カニビールや出石ビール、そして但馬の地酒を飲み歩くという贅沢な時間。

城崎・カニビール


特に印象に残ったのが、1日目に行った大正時代から続く老舗「てらたに酒店」。
ご夫婦が語る但馬の酒の話がとにかくおもしろく、気付けば時間があっという間に過ぎていました。
こういう“土地の酒を土地の人から聞く”体験は、旅の醍醐味そのものです。
翌日は城下町出石へ。
映画『国宝』のロケ地となった近畿最古の芝居小屋・永楽館を訪れ、家老屋敷や町のシンボル・辰鼓楼を見物し、名物の皿そばを堪能しました。

近畿最古の芝居小屋・永楽館

辰鼓楼

皿そば


お土産店で「1袋400円、2袋買うと1袋おまけ」と書かれている名物「そばかりんとう」を、めっちゃお得と思って買ったら、別の店で“3袋750円”で売られていて、思わず笑ってしまう観光地らしいエピソードも。
そして城崎で飲めなかった創業75年のはせがわ豆腐店の豆腐ビールを、出石ビールの醸造所兼レストランでようやく味わうことができました(ここで醸造)。
テレビ番組「おとな旅あるき旅」の城崎編で紹介されていたこともあり、こちらも人気の一杯です。

クラフトビールを事実で語るための、最初の一冊
ファーイーストブルーイング代表・山田司朗氏の新書『歴史から考えるクラフトビール』(放課後舎)は、業界の人にも刺さる内容でした。

山田司朗氏と風間


歴史的事実からビール史を紐解き、アメリカでクラフトビールが誕生し、世界的ムーブメントになり、これがヨーロッパなどに逆輸入され、北欧・アジアなどを含めて新しい潮流が生まれる、そして現代の課題は何かという流れで書かれています。
Brewers Association(BA)の統計データなどを踏まえながら、山田氏が海外カンファレンスで語る日本市場の分析も含め、次のクラフトビールの時代を考えるヒントが詰まっています。

コミック『琥珀の夢で酔いましょう』第1部完結
コミック『琥珀の夢で酔いましょう』第9巻(マッグガーデン)が1月に発刊されました。
第1部完結と書かれつつ、新キャラが登場する意味深な終わり方で、第2部はWEBサイト・OUR FEELにてスタートするそうです。
居酒屋白熊の物語はまだまだ続きそうですね。
第8巻には和ちゃんがラベンダー&カモミールビールとともに登場しています。
また、2026年2月5日の朝日新聞にこの本についての記事が掲載されていますので、興味のあるかたは読んでみてください。

関西のビールイベント情報
🍺ブルーミン・マルシェ
⏱2026年3月8日(日)・阪急池田駅前KUREPA・てるてる広場
国際女性デー・ミモザの日に開催。「感謝」と「エール」をコンセプトにマルシェ&キッチンカーが多数出店。
池田市のCraft Beer Slothがこのイベントに単体で初出店する。
🍺CHORYOクラフトビール列車
⏱2026年3月13日(金)・近鉄近鉄の観光列車「つどい」を使った恒例のビール列車が運行される。
車内では長龍酒造の4種のクラフトビール「ライスラガー/ヘイジーIPA 冬バージョン/新作コラボビール 2種」飲み放題。
抽選でCHORYOオリジナルグッズが当たる。
🍺麦食音祭(ばくしょくおんさい)2026 ~アフターEXPO
⏱3月13日(金)~15日(日)・万博記念公園(下の広場)>ドイツを始めとする、40ヵ国以上のフード・カルチャーが大集結!
クラフトビール、多国籍フードと文化体験を一度に楽しめる空間を展開。
会場には、世界各国を代表する音楽やダンス、パフォーマンスも集結。
国や文化の垣根を越え、五感で楽しめる多彩なカルチャーコンテンツが展開され、大人から子どもまで、国籍や世代を問わず楽しめる多世代・多国籍イベント。🍺CRAFT BEER FES MAIBARA
⏱2026年3月20日(祝)・米原市役所コンベンションホール昨年(2025年)大好評を博したこのイベントが、パワーアップして今年も開催!
「交通の要衝・米原」ならではの、北陸、東海、京阪神、そして地元滋賀から選りすぐりの8つの実力派醸造所が集結。
地元飲食店も出店、おいしいフードと各地のクラフトビールが楽しめる。
🍺CRAFT BEER BASE BUD11周年祭
⏱3月20日(祝)・21日(土)・クラフトビアベース・バド
日頃よりお世話になっているブルワリーやインポーターの「とっておき」をタッピング!
さらに、当日限定の特別なフードをたくさん用意。
Firestone Walkerとのコラボで実現した記念のビールが提供される。
🍺大山Gビール・タップテイクオーバー
⏱3月28日(土)・クラフトビアマーケット・ホワイティ店ヘッドブルワーの秀さんこと岩田秀樹氏が来店予定。新しいビールに巡り合うチャンス。
※3月は個々のお店のタップテイクオーバーや趣向を凝らした独自のイベントを考えて実施しているところが多いので、Instagramなど情報をチェックしてのぞいてみてください。

#ビールで明日を幸せに
春は桜ビールの季節。
桜餅のような香りのものから、しっかり飲みごたえのあるタイプまで、各ブルワリーの個性が光ります。
飲み比べを楽しみましょう!
次回の放送は2026年4月5日です。お楽しみに!
(文責:風間佳成)

■クラフトビールCLUB
毎月第1日曜日15時放送(当日22時、翌月曜日15時リピート放送)
谷和さんのクラフトビールのお店 CRAFT BEER BASE
☆2025年8月までのブログアーカイブはコチラ

【参考リンク】
ブルーミン・マルシェ
CHORYOクラフトビール列車
麦食音祭(ばくしょくおんさい)2026
CRAFT BEER FES MAIBARA
CRAFT BEER BASE BUD11周年祭
大山Gビール・タップテイクオーバー

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