
毎週土曜日午前11時~正午に、メイプルホールロビーから公開生放送でお送りしている「みのたんらじお」(箕面市提供)。おすすめの週末情報をご紹介したり、ゲストをお迎えして楽しいおしゃべりで過ごす1時間です。
今回のパーソナリティーは、いつもの繁田麻衣子に代わって、この人。
「寺嶋芙美(てらしま・ふみ)でーす!」
タッキー816では、デイライトタッキー月曜日のパーソナリティーを務めています。
ふーみん、よろしくねー。
「はーい!」
<みのお・コレ一番!>
箕面でイキイキと活動するみなさんをお迎えしてお話を伺うコーナー。
この日、2月21日(土曜日)は午後からメイプルホール大ホールで「青少年健全育成市民大会」が行われました。
その大会で講演を行う講師のかたを、今回は「みのたんらじお」のゲストとしてお招きしました。
「大森渚生(おおもり・しょう)です。よろしくお願いします!」
箕面市立第六中学校出身、現在は関西学院大学社会学部3年生。
高校生の頃から講演活動を行い、大学生で起業も経験。
現在はそうして立ち上げた会社の代表取締役を務めています。

そんな大森さんは、女性として生まれ、現在は男性として過ごしています。
体と心の性が一致しない「トランスジェンダー」。
中学校で制服のスカートに違和感を覚え、女の子として見られることがどんどん嫌になり、長かった髪をバッサリ短髪に。
今とは違って、まだ「LGBTQ」という言葉が浸透も理解もされていなかった頃で、大森さんは「自分はどこかおかしいのだろうか。間違っているのだろうか」と悩み続けます。それが募って「死ぬことまで考えた」。
思いつめた挙句、当時一番仲の良かった友だちに、自分のことを打ち明けることにしました。
拒絶されたら、どうしよう。
気持ち悪い、って思われるだろうか。
怖くてたまらない・・・それでも決死の覚悟でカミングアウト。
するとその友人は
「性別なんて、関係ないよ」
と認めてくれたのです。
あなたが女の子だからとかじゃなくて、あなたがあなただから、好きなんだよ。
その言葉に大森さんは「自分も生きていていいんだ」と思い直します。
それまで上手くいってなかった家族には手紙で自分のことを伝え、ようやく認めてもらえて。
SNSでも勇気を振り絞ってカミングアウトすると、肯定の言葉が続々と届きました。
「この経験を元に、箕面市の中学生による弁論大会に出場し、優秀賞を受賞することができました」
そうなんですね。弁論大会だったら、タッキーで毎年取材してたから、写真が残っているかも・・・
「あっ、これです!」
●みのおNOW「第37回箕面市青少年弁論大会」(2018.11.10.sat/箕面文化・交流センター)


当時はまだ女の子として出てましたね・・・と大森さん。
なるほど、面影(?)があります。
いやー、「みのおNOW」凄い!(手前味噌)
弁論大会での成功により「自分の経験は武器になる」と気が付いた大森さん。
高校生になってからは、その経験に基づいて講演活動を行うようになります。
実は、LGBTQと呼ばれる人の割合は意外に多く、10人に1人は当てはまると言われています。
自分と同じように、そのことを誰にも打ち明けられず、悩み苦しんでいる人がきっと大勢いる。
そんな人たちに「それは決して変なことじゃない。自分を否定しなくてもいいんだよ」と伝える活動。
誰もが、自分の望む性で生きられる社会になるように・・・。
大学生になり、大森さんは友人と一緒に会社「Winttle」を立ち上げます。
主な業務は、高校の「探究」の授業のサポートなど。
「3年前から全国一律で始まった新しい科目なんですが、先生たちにはノウハウが無く、学校側もどうすればいいかと困っていたんです」
そこで大森さんたちが講師となって、高校生たちがそれぞれ「自分の追求して調べたいこと」のサポートをすることになりました。
「ちりとりに最後にちょっとだけ残るごみを、どうしたらすっきり無くせるか」「うるさいセミの声を軽減する方法は」
そんなユニークな取り組みに、一緒に考えながらアドバイス。
学校側も、こうした大森さんたちの存在はとてもありがたいようで、講師の依頼がどんどん増加しているといいます。
現在も、いろいろなことに挑戦している最中だという大森さん。生まれ育った箕面のことも「大好きです。もっと盛り上げていきたい!」と、愛を語っていただきました。

また、会社を経営しつつも、実はアルバイトが大好きで・・・とのことで「えっ、あのお店?私、よく行くんですけど!」と、ふーみんもびっくり。
趣味の旅行では「先日セブ島に行ったら、地震に遭って大変だった」という話題も。
「えっ、セブ島?私も去年、行きましたよ!」
何かと行動範囲がかぶる二人。この機に、ぜひ仲良くなってください(?)。

余談ですが、箕面出身のキックボクサー・大森隆之介さん(2022年6月4日 みのたんらじお出演)は、実のお兄さんだそうです。
そう言えば当時、 隆之介さんから「弟がすごくがんばってるので、良かったらラジオでもいつか取り上げてください」と言われていました。
4年越しに、きょうだい出演が叶いましたね。
タッキー816はこれからも、大森きょうだいを応援します!

とりあえず二人でM-1出場!?


