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2026年、日本のクラフトビール文化は“深化”のフェーズへ!@クラフトビールCLUB


クラフトビールってどんなん?という飲んだことのないかたから、クラフトビールにめちゃめちゃ詳しいコアなファンまでが楽しめるトーク番組(第1日曜15時初回放送)。
クラフトビールの醸造から販売までを手がけ、ビアジャッジの資格を持つ谷和(たに・あい)と、旅のプロ・風間佳成(かざま・よしなり)がクラフトビールの魅力や最新の話題などを語ります。

新年あけましておめでとうございます。
2025年は気候変動や物価高といった社会的な不安要素が話題にあがる一年でしたが、それでも新年最初の一杯がもたらす高揚感は変わりません。
クラフトビールは、単なる嗜好品ではなく「季節の節目を味わう文化」へと確実に深化しています。正月限定の“お屠蘇ビール”のように、年中行事とビールを結びつける動きも増え、クラフトビールが日本酒のように日本の年中行事に溶け込む未来が見え始めています。

2026年の抱負とクラフトビール業界への期待
2025年もブルワリーの新規参入が相次ぎました。
2026年はそれらも含めて、しっかりと定着してほしいですね。
和ちゃんは、今までのビール造りを見直して、勉強に没頭する1年にしたいとのことです。
ビールの国際審査会で数々の受賞ビールを醸造してきた和ちゃんが、これ以上の高みをめざす先にはどんなビールが誕生するのでしょうか。期待しています!
僕は、今年は“ペアリング文化の深化”をあげたい。
以前からこの番組でも話題にしてきたペアリング。
これは単に料理とビールを合わせるという意味ではなく、地域食材、ストーリー、文化的背景まで含めての体験価値として語られるようになってきました。
観光の文脈でも、食とクラフトビールの組み合わせは確実に注目度を増しています。
アジア市場の成長もあり、日本のクラフトビールのおいしさが海外から再評価される流れも強まるでしょう。
そして、ブルワリー巡りがもっと活発になってほしい。
ビア友さんのSNSを見ていると、北海道から沖縄まで各地のブルワリーを巡る旅を楽しんでいる人が本当に増えました。
「ビールと旅」をテーマにしたコミュニティがもっと広がれば、クラフトビール文化はさらに豊かになるはずです。

クラフトビアベースの醸造所

2025年に出会った、印象深いビール
ビアパブのオーナー、店長、ブルワー、お客さんなど、さまざまな人に昨年一番印象に残ったビールを聞いてみたところ、こんな銘柄があがりました。
大山Gビール(鳥取県)のプレミアムピルスナー、ファーメンタリ―(奈良県)のラガー、クラフトビアベース(大阪府)のリーフ、アメリカのビーチウッドのコア・ストレンス・ウエストコーストIPA、オーロイブルーイング(香川県)のデュークスダークライスラガー、など、どれも納得ですね。
和ちゃんは、ドイツ・ミュンヘンで最も古い歴史を持つ醸造所アウグスティナ―のピルスナーでした。
ビールの国際審査会「EBS(European Beer Star)」のジャッジとして訪れた際に飲んで、伝統の味に衝撃を受けたそうです。
また、今年はじっくりと黒ビールに向かい合いたいということでした。
黒ビールのリリースが増えるかもしれませんね。
僕は奈良醸造の「AS IS」。
チッソが入った缶ビールで、飲む前に缶を振り、ステイオンタブを開け、グラスに勢いよく注ぎ、泡が落ち着くのを待つ…
この一連のプロセスがいい。
味わいだけでなく、体験としての完成度が高い一本でした。
もう一つは箕面ビールのスコティッシュエールです。
以前はホップの苦みが好きだったのですが、最近はモルティなタイプに惹かれるようになってきました。

ヒット商品番付と「今年の漢字」から見る時代の空気
日経流通新聞の「2025年ヒット商品番付」では、東の横綱に大阪・関西万博、西の横綱に映画「国宝」、東の大関はドジャース連覇、西の大関は任天堂・スィッチ2が選ばれました。
ビール関連では、キリンビールの「グッドエール」が前頭にランクイン。
大手メーカーがクラフト的アプローチを取り入れた象徴的な商品で、市場の変化をよく表しています。
また、一年を漢字一文字で表す恒例の行事が清水寺で行われました。
昨年(2025年)の一文字は「熊」でした。相次ぐ熊の出没と拡大する被害。パンダの返還も話題になりました。
ちなみにパンダは熊猫と書き、熊猫を中国読みするとシォンマオ(xiong mao)。
2024年は「金」、パリ五輪での金メダル獲得が相次ぎ、政治のカネ問題や物価高も重なって金が象徴となった一年でした。
こういう豆知識もビール片手に語りたくなる話題です。

1997年の『Meets』が示す、関西のビールシーン
年末に部屋を片づけていたら、1997年の雑誌『Meets』が出てきました。
そこには「ビール大特集」の文字。
国産地ビール第1号の誕生からわずか2年後の、まさに黎明期の熱気が詰まった一冊でした。
当時はベルギービールとドイツビールが主流で、タップルーム文化もまだ無い時代。
昔、行ったことがあるお店も何軒か載っています。
京都・元田中の「フライングケッグ」、堂島の「ローレライ」(ドイツ人のオーナーのクッチマンさんが人気でした)、大阪駅前第1ビルの「シャーロックホームズ」など、懐かしい店の名前が並び、思わず胸が熱くなりました。
誌面には、当時の関西のブルワリーがずらり。
大阪第1号の國乃長ビール(高槻)、倭王(大和高田)、黄桜(伏見)、白雪ビール(伊丹)、チャルダビール(神戸)、長浜浪漫ビール(滋賀県)、北新地ビール(大阪)、揮八郎ビール(三田)、木の国野半ビール(和歌山県)、淡路シーランドビール(淡路島)。
今はもう無いブルワリーも多く、ページをめくるたびに「こんなんあったんや」と声が出てしまうほどでした。

ビールイベント情報
🍺大阪グルメとクラフトビールのペアリング(仮)
⏱2026年1月14日(水)~18日(日)・クラフトビアベース・リーフ
大阪を代表するお好み焼き、どて焼き、串カツなどとのペアリングイベント。
🍺ノムクラフトとDD4Dブルーイング(愛媛県)コラボビールのリリース&W-TTO
⏱2026年1月17日(土)・ノムクラフトタップルーム・十三
コラボビール2種類のお披露目と2社のダブルタップテイクオーバー。

🍺BEPPU BREWERYとFUKUOKACRAFTコラボビールリリースW-TTO
⏱2026年1月25日(日)、クラフトビアマーケット・ホワイティ店
お互いのブルワリーにて「かぼす」をメインにコラボビールを製作、そのお披露目会&ダブルタップテイクオーバーを開催。詳細は後日、ホワイティ店のSNSにて発表予定。

🍺おいしい姫路の旅・姫路まるごとレストランキャンペーン
⏱2025年11月1日(土)~2026年2月28日(土)
※クーポンの購入は2026年2月27日(金)まで。姫路観光コンベンションビューローが主催
姫路市内に宿泊のかたに限り、対象飲食店にて1,000円で2,000円分の各店舗オリジナルセットメニューを提供。
姫路の4つのブルワリー(イーグレ、鳩屋麦酒、フリースピリッツ、コガネ)も参加。
ちなみにイーグレブルワリーでは、クラフトビール3種飲み比べセットとなっている。

🍺ジャパンブルワーズカップ
⏱2026年2月6日(金)~8日(日)・横浜大さんばしホール
ビール審査会とビールフェスティバルの二本立てで開催。
審査会での結果をフェス中に発表し、ビール職人達が認めた味わいをお客さんにすぐに楽しんでもらうという世界でも珍しいイベント。
クラフトビールメーカー41社が集い、合計約200種のビールが提供される。
アーティストによるライブやお笑い芸人のステージを楽しみながら飲むことができる。
🍺《予告》神戸ビアジャンボリー
⏱2026年2月28日(土)~3月1日(日)・神戸国際展示場3号館にて開催 ※詳細は次回の放送にて

#ビールで明日を幸せに
今年もたくさんのビールと出会えますように。
そして、みなさんのビール時間が豊かでありますように。
次回の放送は2026年2月1日(日曜日)です。お楽しみに!
(文責:風間佳成)

■クラフトビールCLUB
毎月第1日曜日15時放送(当日22時、翌月曜日15時リピート放送)
谷和さんのクラフトビールのお店 CRAFT BEER BASE
☆2025年8月までのブログアーカイブはコチラ

【参考リンク】
クラフトビアベース・リーフ
クラフトビアマーケット・ホワイティ店
ノムクラフトタップルーム・十三
おいしい姫路の旅・姫路まるごとレストランキャンペーン
ジャパンブルワーズカップ2026

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