
クラフトビールってどんなん?という飲んだことのないかたから、クラフトビールにめちゃめちゃ詳しいコアなファンまでが楽しめるトーク番組(第1日曜15時初回放送)。
クラフトビールの醸造から販売までを手がけ、ビアジャッジの資格を持つ谷和(たに・あい)と、旅のプロ・風間佳成(かざま・よしなり)がクラフトビールの魅力や最新の話題などを語ります。
2025大阪・関西万博の熱気とその後の展開
大阪・関西万博がついに閉幕しました。
僕が最後に訪れたのは10月7日。
会場はまるで週末の東京・竹下通りのような混雑で、大屋根リングをぐるりと巡った後に花火を見て帰路につきました。
期間中に訪れた回数は15回ほど。
パビリオンはあまり見ないで、海外ビールを飲み歩いていました。
あとでチェックしたら22カ国のビールを飲んでいましたね。
パビリオンの整理券をもらうのに並んでいてビア友さんと出会ったり、レストランでビアパブのオーナーさんと出会ったりしましたよ。
大阪市美術館で特別展「天空のアトラス・イタリア館の至宝」が10月25日( 土 )から2026年1月12日(月・祝)まで開催されますが、10月18日からチケットを売り出して、なんと即、期間中全ての予約が埋まってしまいました。
最終日には「9時間待ちだった」という声もあった大人気のイタリア館。
ミャクミャクとともに熱気がまだ冷めやらぬようすですね。

2030年にはサウジアラビア・リヤドで次の万博(登録博)が開催予定。

メインテーマは「変化の時代:共に先見性のある明日へ」。
経済力を背景に、壮大なスケールが期待されています。
プロモーション映像を見ただけでも、そのスケール感に圧倒されるほど。
未来都市のような空間が広がる予感がします。
日本では、規模が少し小さいですが、2027年3月19日(金)~9月26日(日)、2027国際園芸博覧会/グリーンエキスポ2027(認定博)が横浜で開催されます。

グリーンエキスポ2027会場イメージ
大阪鶴見緑地で1990年4月1日から9月末まで開催された国際花と緑の博覧会、通称花博と同規模の園芸博覧会となります。
大阪花博の入場者は約2300万人でした。
2027年のグリーンエキスポ2027は1500万人の入場者を予定しています。
グリーンエキスポ2027の公式アンバサダーを務めるのは芦田愛菜さん、公式マスコットキャラクターは「トゥンクトゥンク」、可愛いですよ。
春から秋へと移り変わる自然と癒やしの体験が楽しみですね。横浜ベイエリアの魅力と融合すれば、都市型の新しい園芸博として注目されることでしょう。
ドイツでのビール審査会──伝統と格式のビール文化
和ちゃんが参加したのは、ドイツで開催された「EBS(European Beer Star)」というビール審査会。
ヨーロッパ最大級の伝統的な審査会で、世界中からジャッジが集まり、格式高い審査が行われます。
アメリカやオーストラリアのクラフトビール審査会とは異なり、ドイツでは伝統的なスタイルが主流。
ルールも厳格で、ビールに対する敬意が文化として根付いていることを実感したそうです。
和ちゃんは3日間で約150レーティングを担当。
第一ラウンドでは全てにコメントを付け、基準を明示するという徹底ぶり。
勝ち上がってきた銘柄14種を審査(もちろんブラインド形式)するという名誉ある最終審査の場にも参加。
そのクオリティの高さに圧倒されながらも、日本人ジャッジとして一票を投じ、ディスカッションにも加わりました。
審査員の半数以上はドイツ人で、隣国の有名ヘッドブルワーたちも参加。
アジアからの審査員は少数派ながら、文化的な違いを超えて真剣に議論が交わされる場は非常に刺激的だったとのこと。伝統の重みと職人技の精度を肌で感じることができ、今後のビールづくりに対する視点が大きく変わったと和ちゃんは語ります。
このような国際的な審査会に参加することで、自分の立ち位置や技術の方向性を見直す機会にもなったそうです。
日本のクラフトビールが世界でどう評価されるのか、そしてどんな個性を持っているのかを、改めて考えるきっかけにもなったということでした。
ドイツとニューヨークでのカルチャーショック
僕が初めて訪れたドイツはデュッセルドルフとケルン(写真はケルン大聖堂)。
デュッセルドルフには日本企業が多く進出しています。
ケルンの見本市会場「ケルンメッセ」は、ヨーロッパでも有数の巨大展示会場で、インテックス大阪の約5.5倍の広さを誇っています。
ドイツはバーデンバーデンなどに代表される温泉大国ですが、フィンランドと並ぶサウナ大国でもあります。
実は宿泊先のホテルでサウナ文化に衝撃を受けました。
サウナに入ったら、なんと30代くらいの女性が全裸で寝ていたのです。
ドイツでは男女混浴が一般的で、しかも原則裸。
「FKK」(ドイツ語でFrei Koerper Kulturの略)と呼ばれる文化があり、服を脱ぎ捨てて開放的になろう!という考えのある国なのです。
このことはあまりガイドブックには載っていませんね。
また、ドイツはビールで有名ですが、僕が初めて行ったときは、ワインの印象の方が強かったんですよ。
デュッセルドルフとケルンの間にワインの醸造所があって立ち寄ったのですが、そこで飲んだ白ワインがとってもおいしかったんです。
そこでやや甘口の白ワインを炭酸で割るWeinschorle(ワインショーレ)という飲み物を教えてもらいました。
日本ではあまり知られていないようですが、ドイツでは家庭でもレストランでもポピュラーな飲み物となっています。
ケルンのケルシュ、デュッセルドルフのアルトはドイツを代表するビールですよね。
その本場に行っていてワインとは・・・
ケルシュは、ケルン地方で伝統的に造られているビールで、1986年にケルシュ協定に調印した醸造所でつくられたものだけがケルシュと名乗ることができます。
また、ケルシュはわんこビールともいうユニークな飲み方があります。
シュタンゲ(「棒」の意味)という長細い形の200mlの専用グラスで飲むのが主流。
シュタンゲはお盆に乗せて10本くらいが運ばれます。
グラスが空になったらウェイターが新しいビールと取りかえてくれます。
「もう要らない!」という場合は、グラスに蓋をするようにコースターをのせておけば、それが合図になります。
僕は当時それぞれの価値を十分に理解しておらず、後になって「もったいなかった」と後悔しています。
和ちゃんもニューヨークで同様の経験をしたそうです。
ベーグルの勉強で訪れた際、おいしいビールの店があると誘われ、行ったのがアイリッシュパブ。
そこでギネスを飲んだとのこと。
あの頃に今の知識があれば、ブルックリンでクラフトビールを楽しんだのに、と機会を逃してしまった思いが今も残っているようです。
旅先での「知らなかった文化」に出会うことは、ときに驚きであり、ときに後悔でもあります。
でもその体験こそが旅の醍醐味であり貴重なんです。
万博をきっかけに多くの人々が世界の文化に触れた今、海外に出かける人が増えればいいなと思っています。
ビールイベント情報
10月は大盛況だった箕面ビール感謝祭を始めビールイベントが多かったですね。

箕面ビール感謝祭にて。箕面ビール3姉妹(左から香緒里さん、真友子さん、望さん)
和ちゃんも僕も毎週末どれかのイベントに顔を出していました。
中には「ラジオ聴いてますよ」と声をかけてくれる人もいてうれしかったです。
🍺放出ビアフェスAutumn
⏱2025年11月8日(土)~9日(日)・放出栄町商店街写真
4回目の開催。全国から9社のブルワリーが集結!
アーケード商店街なので雨でも安心して楽しめる。
🍺UMEDA SKY BUILDING Christmas 2025 The Circus of Light~夜空にきらめく 幻想のサーカス~
⏱2025年11月14日(金)~12月25日(木)・梅田スカイビル・ワンダースクエア
高さ25m、約13万球のLEDに覆われたクリスマスツリーが圧巻。
クリスマスマーケット「Wonder Christmas Marche」では、フード、ドリンク、グッズなど昨年よりも一層充実した内容となり、和ちゃんのクラフトビアベースも出店。
ビールは8TAP、ホットビールやクリスマスビール、もちろん世界一のラベンダー&カモミールも提供される。
🍺SYNC-The Art of Beer & Food Pairing
⏱2025年11月19日(火)・クラフトビアベース・マザーツリー
ビールの個性は多層的で、また、合わせる料理によってまったく異なる表情を見せる。
SYNCでは、ペアリングの“基礎”と“典型”を入り口に、五味六味の相互作用、和食における繊細な旨みの重なり、そして現代的な創作料理との共鳴を、少量ずつ丁寧に合わせながら体験する。
一皿ごとに変わるフレーバーの調和、テクスチャーの対比。
嗅覚、味覚の繊細なバランスを紐解きながら、“なぜこのビールがこの料理に合うのか”という背景も学べる構成となっている。
#ビールで明日を幸せに
次回の放送は2025年12月7日(日曜日)です。お楽しみに!
(文責:風間佳成)
■クラフトビールCLUB
毎月第1日曜日15時放送(当日22時、翌月曜日15時リピート放送)
谷和さんのクラフトビールのお店 CRAFT BEER BASE
☆2025年8月までのブログアーカイブはコチラ
【参考リンク】
放出ビアフェス
UMEDA SKY BUILDING Christmas 2025
SYNC―The Art of Beer & Food Pairing


