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司馬遼太郎の直の後輩!?モンゴル語専攻のみなさん・・・「ハンダイラジオ」


大阪大学が発信するホットなトピックの数々をお送りする「ハンダイラジオ」。
今回は外国語学部(箕面キャンパス)から、モンゴル語専攻のみなさんをお招きしました。

<出演>

今岡良子(いまおか・りょうこ)さん(大阪大学外国語学部モンゴル語専攻 准教授)
中山列(なかやま・れつ)さん(同専攻4回生)

「サインバイノー!」
まずはモンゴル語のあいさつから。
「サイン」は「良い」という意味で、「何か良いことありますか?」。
それに対して「サイン、サインバイノー!」と返します。
取りあえず「サイン、サイン(良い、良い)」と言っておけばコミュニケーションが成り立っちゃう。
モンゴル語は語順が日本語と同じで、文法的には大変取っ付きやすい言語といえます。
ただし発音は独特なものがあり、身に付けるのはそれなりの苦労もあるそうです。

●司馬遼太郎も在籍・卒業
外国語学部の各専攻語の中でも、最も古いものの一つがモンゴル語。
1921年の大阪外国語学校の設立当初からあったといいますから、その歴史は100年以上ということに。
あの大作家・司馬遼太郎も、モンゴル語専攻で学んで卒業したといいます。
今岡さんは大阪外国語大学モンゴル語専攻卒、中山さんは現役の学生さんなので、お二人とも「司馬遼太郎の直の後輩」ということに!
卒業後、作家になるまで、司馬遼太郎は新聞記者として働きました。
その遺伝子が受け継がれているのか、今でもモンゴル語専攻の卒業生は、記者になる人が多いそうです。

●ゲルを建てられる!
モンゴル語専攻では、1・2年生で徹底的に語学を学び、3・4年生では文学や遊牧文化を深く学びます。
「とにかくやってみる」が身上で、チーズや羊毛フェルト作りなど、実際に遊牧民と同じやり方を体験する学生たち。中でもユニークなのが、移動式住居・ゲルの建設です。
卒業までに一回はゲルを組み立てることが、モンゴル語専攻では必修となっています。
本場の遊牧民家族だと、1時間そこそこで建てられるといいますが、慣れない学生たちではそう上手くはいきません。
「それでも、実際に運んで組み立てることで、部品の名前や動作が頭に入ります。生きた授業ですね」
例えモンゴルに旅行しても、ゲルは既に建てられたものばかり。自らの手でゲルを建てる、またとない体験が、モンゴル語専攻では可能なのです・・・!


●日本より30年進んでいる?モンゴルのジェンダー事情
大草原、大相撲というイメージが思い浮かぶモンゴルですが、実はジェンダーギャップ指数(女性の社会進出の指標)では日本より遥かに上を行っています。
医師や教師、各機関の長を務めているのが軒並み女性で、今岡さんが引率した日本の高校生たちもそのことに驚いていたといいます。

●中山さんが語る「人生のモットー」
爽やかイケメンの学生・中山さんは、幼少期を中国で過ごしたバックグラウンドを持ちます。
モンゴル語専攻を選んだのは?
「中国を外から客観的に見られる視点への期待。そして、千利休の言葉「市中の山居(都会の喧騒の中で自然を感じる)」と通じるものをモンゴルに感じたためです」
今後の研究テーマは、資源国としてのモンゴルや中央アジアの環境・資源開発問題を「広い視野で研究していく」という中山さんでした。

●学生・半沢いぶきさんのモンゴルソング
番組内では、モンゴル語専攻2年生の半沢いぶきさんによるギター弾き語りもご紹介しました。
宮城県出身の半沢さんは、中学生の頃からモンゴルに興味を持ち、インターネットで独学でモンゴル語を学んでいたそうで、今岡さんも「新入生なのにモンゴル語がしゃべれる」と驚いたとか。
「将来はまだ決まっていませんが、外交官にでもなりますかね」という半沢さん、ぜひ「歌える外交官」をめざしていただきたい!

●満を持して開催!7月11日(土曜日)「司馬さんとモンゴル」
大阪大学外国語学部が開催する、年に一度の一大イベント「さまざまな視点で世界を見る」。
第4回となる今年は、満を持して「モンゴル編」として開催されます!

日時:7月11日(土曜日)13時から
場所:大阪大学箕面キャンパス
料金:1000円(要申込)

さあ、気になるその内容は・・・
<講演会・座談会>
没後30年を迎える司馬遼太郎さんが遺した言葉を噛み締め、第一線で活躍する記者(専攻OB)たちの座談会を開催。

<遊牧文化祭(衣食住の体験)>
馬頭琴の演奏、民族衣装試着、大小2つのゲル展示。

<絶品グルメ>
各種の本格モンゴル料理が登場!羊や牛の揚げ餃子「ホーショール」、ウイグル料理、スーパーフード「チャツァルガン」のシャーベットも!

「総力を挙げての楽しい催しにします」と今岡さん。
司馬遼太郎ファンも、モンゴル好きも、きっとみんなが満足する催しとなることでしょう。
中山さんからは「大阪大学のモットーは『地域に生き、世界に伸びる』です。前提にはいつも地域があります。箕面のみなさまの温かい笑顔をお待ちしています!」

6月27日(土曜日)には箕面キャンパスで学生主催の「大阪大学夏まつり」も開催されます。
ここでもゲルが建てられるほか、生きた羊も登場予定とのことで、子どもたちが喜びそう!
楽しみながらモンゴルに、世界に触れられる機会になりそうです。

最後に、モンゴル語の「ありがとう」で番組を締めくくりましょう。
「Баярлалааです」「いや、難しいわ!」
「じゃあ、みんなで一緒に。せーの、」

Баярлалаа(バイル ラー)!

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