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インドネシア語専攻のみなさん、テリマカシ!・・・「ハンダイラジオ」


大阪大学が発信するホットなトピックの数々をお送りする「ハンダイラジオ」。
今年度からは内容をリニューアルし、箕面キャンパス・外国語学部に特化した内容でお伝えしています。

<出演>

松村智雄(まつむら・としお)さん(大阪大学外国語学部インドネシア語専攻 講師)
白濱大樹(しらはま・だいき)さん(同専攻3回生)
藤川英(ふじかわ・はな)さん(同専攻3回生)

●インドネシア語専攻の紹介
ひと学年20人ほどで、外国語学部内でも比較的少人数。これでも「以前より増えました」。
日本でインドネシア語を学べる場所は限られているため、とても重要な拠点といえるでしょう。
11月の「語劇祭」では、白濱さんも藤川さんも過去に出演して、インドネシア語劇に挑戦したそうです。

●インドネシアの紹介
多くの島から構成された、赤道直下の国・インドネシア。
人口は2億7千万人で世界第4位、日本の二倍以上となります。
国土の規模は、東端から西端まで5千キロメートル以上で「アメリカ大陸の東海岸から西海岸までとほぼ同じ」。
とにかく島が多いため、民族も300以上と多く、700以上もの言語が存在します。
過去にはオランダの統治を受け、日本との関係も深いものがありました。
独裁政権の時代を経て、現在は民主化が進んでいます。

松村先生がインドネシアと関わることになったいきさつは?
「寮生活をしていた大学生の頃、インドネシアからの留学生と親しくなり、それが縁で『行ってみよう』と思って」
いざ訪れてみると、美しい自然と優しい人柄にすっかり魅了され、インドネシアへ留学。
バンカ島の華人の結婚式を見たことで、インドネシア国内の華人を研究するようになりました。
華人、いわゆる華僑は、人口比で3パーセントほどのマイノリティ。
華人の多い地域ではチャイナタウンが形成され、中国風の廟が建てられたりしています。

「インドネシア語」というのは、世界の言語の中でも「やさしい方」だといいます。
というのも、国内に多数の言語が存在するので、意思疎通を図るために、簡単な共通語として作られた言語だから。
もちろんインドネシア語を覚えれば、インドネシアで普通に会話ができます。
ただ、現地の人はその中に地方語の単語を混ぜたりしてくるので「何言ってるかわかんない」ことも。
その辺り、インドネシア人は時と場合と相手によって、上手く使い分けているようです。

●白濱さん
「外国語をもともと学ぼうと思っていて、最初は英語を志望していましたが、どうせなら大学でしか学べない言語をと思って、東南アジアの言語の中からインドネシアが魅力的で面白そう、と感じて選びました」
留学ではジャワ島の古都バンドンへ。
そこではスンダ人が多く、インドネシア語の他にスンダ語も話されていました。
留学はいかがでしたか?
「とても楽しかったですね。ムスリムの文化もいっぱい味わえて」

その中でも、特に印象的なエピソード。
スマランという都市を訪れた際、長距離バスをネットで予約。
バス乗り場が○○駅としか出ておらず、大きな駅なのでどこがバス停かわからない。
いろいろな人に尋ね回っていたら、とあるカフェ店員のお姉さんが
「場所がわかった。後ろに乗って!」
なんとバイクで、バス停まで送ってくれたのです。
見ず知らずの外国人に、そこまでしてくれるんだ・・・。

「将来はインドネシアで働ける企業に入って、日本とインドネシアをつなぐ存在になりたい」と夢を語っていただきました。

●藤川さん
「母の友人にインドネシア人がいて、とても気さくで印象の良い人でした」
そのことと、多言語多民族でどのように一つの国としてまとまっているのかが知りたくて、インドネシア語専攻を選択。
現在は学業の傍ら、阪大ふくふくセンター(複⾔語・複⽂化共存社会研究センター)にメディエーターとして関わっています。
インドネシアから来る子どもたちは、3カ月の日本語教育の後、日本の小中学校へ入りますが、日本語での授業について行けるはずもなく、どんどんとり残されてしまう現状があります。
メディエーターは、そういった子どものため、教室で隣について通訳するなどの支援を行います。
藤川さんは主に、オンラインで小中学生にインドネシア語で絵本の読み聞かせを行っています。
「インドネシア語がしゃべれる日本人がいる!と、子どもたちも嬉しそうです」

藤川さんの将来は・・・「グローバルな視点で、世界を相手に働きたい」。
留学先も英語圏だったので、英語・インドネシア語・日本語を自在に操り、世界中を飛び回る藤川さんの活躍、楽しみです。

タッキー816みのおエフエムの多言語情報番組「Gooddayみのお」では、今年からインドネシア語放送がスタートしています。それだけ、日本へやって来るインドネシア人が増えているということで、大阪大学のインドネシア語専攻の重要性も、これからますます高まりそうです。
今後、Gooddayみのおとインドネシア語専攻のコラボ企画なんかも考えられそうです。

最後に改めて、リスナーのみなさんへメッセージをお願いします。
「インドネシアはバリ島以外にも素晴らしい所がたくさんあります。ぜひ、いろいろな地域を訪ねてみてください」

松村さん、白濱さん、藤川さんに、いろいろなお話を聞かせてもらった一時間。
どうもありがとうございました。
・・・をインドネシア語で?

terima kasih!
(テリマカシ)

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